2014年10月23日木曜日

OpenContrailのtestbed.pyの書き方2

前回、シングル構成のtestbed.pyの書き方を初回しました。今回はOpenstack,コントローラと、コンピュートノードを別のサーバにインストールする方法を紹介します。
テンプレートは前回同様testbed_singlebox_example.pyを利用します。
今回はhost1をコントローラ、host2をコンピュートノードとしています。コンピュートノードを増やす場合host3,host4を作成して追加すればfabスクリプトでインストールされます。

前回同様testbed_singlebox_example.pyをコピーしたらファイルを開き、以下の部分を編集。
インストール元となる作業サーバはhost1です。
host1 = 'root@1.1.1.1'
host2 = 'root@1.1.1.2'
複数台構成のためhost2を追加、'1.1.1.1''1.1.1.2'をインストールするサーバのIPアドレスに変更する。
host_build = 'root@1.1.1.1'
1.1.1.1をインストールするサーバのIPアドレスに変更する。
ここはインストールするサーバの設定なので、host2は設定しない。
env.roledefs = {
    'all': [host1,host2],
    'cfgm': [host1],
    'openstack': [host1],
    'control': [host1],
    'compute': [host2],
    'collector': [host1],
    'webui': [host1],
    'database': [host1],
    'build': [host_build],
    'storage-master': [host1],
    'storage-compute': [host1],
}
'all'host2を追加し、computeをhost2に変更する。
env.hostnames = {
    'all': ['a0s1','a0s2']
}
hostnamesにhost2のホスト名を追加。
env.openstack_admin_password = 'secret123'
KeystoneのAdminパスワードを入力。このパスワードでHorizonやContrailのGuiにアクセスする。
env.password = 'secret'
env.passwords = {
    host1: 'secret',
    host2: 'secret',
    host_build: 'secret',
}
Host2にもインストールするため、Host2のパスワードを追加。
env.ostypes = {
    host1: 'centos',
    host2: 'centos',
}
host2の行を追加。このOS Typeはリイメージで使用するため、現時点でのOS種別はcentosでもubuntuでもインストールに問題ありません。

複数台構成のtestbed.pyのサンプルはこちら

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